育児・教育

【家族で学ぶ】“お金教育”の始め方|今からできる暮らしの中のマネーリテラシー習慣

■お金の話、ちゃんと「家庭内で」していますか?

「子どもには将来お金に困らないでほしい」
「家族で話し合える“お金の会話”をしたい」
「でも、何から教えたらいいのかわからない」

そう思っていても、
“お金の話”はどこかタブーになりがちですよね。

ですが今、
「家庭でのお金教育(ファイナンシャル・リテラシー)」が必要不可欠な時代に突入しています。

  • キャッシュレスの普及
  • 投資の義務教育化
  • 年金・老後問題の自助化

こうした社会の変化に対応するには、
子どものうちから・家族ぐるみで「お金との向き合い方」を学ぶことがとても大切です。

この記事では、
特別な知識や教材がなくても、家庭内でできる“お金教育”の始め方と習慣化のコツをわかりやすく解説します。

“話す・見せる・一緒に考える”ことで、
お金に強い家族を一緒に育てていきましょう!


■家族で取り組む“お金教育”の始め方と7つの実践習慣


1. 「お金の話はしていいこと」と伝える

日本では、お金の話=下品・恥ずかしいとされがちですが、
「話してはいけない」ことにしてしまうのが一番のリスクです。

【まずやるべきこと】

  • 子どもに「お金の話は悪いことじゃない」と伝える
  • 日常の買い物や予算の話を隠さず共有する
  • 親が「使う・貯める・稼ぐ」姿をオープンに見せる

▶ ポイント
👉 子どもは“会話から学ぶ”。日常の中に「お金の言葉」を増やそう!


2. 「お小遣い=学びの教材」にする

お金の使い方を身につけるには、
「自分のお金」を持つ経験が最も効果的です。

【実践ポイント】

  • お小遣いは“条件付き支給”でOK(お手伝い・お金日記など)
  • 毎月の固定額ではなく「使い方を考える機会」として与える
  • 使ったら、何に使ったかを一緒に振り返る

▶ ポイント
👉 “お小遣い=報酬”ではなく、“お小遣い=練習の道具”という考えが大切!


3. 「家族会議」でお金のことを一緒に話す

お金の話を“家族全体の話題”にすることで、
自然と“自分ごと”としての関心が育ちます。

【テーマ例】

  • 今月のレジャー予算を一緒に決める
  • 食費や電気代をグラフで見せて意見を聞く
  • 副業収入の使い道や貯金目標を家族で相談する

▶ ポイント
👉 「家のお金の話」は、“こどもも参加できる話題”に!


4. 「体験型のお金教育」を取り入れる

学習よりも“体験”の方が記憶に残ります。

【体験例】

  • フリマアプリやバザーで“売る・値付け・交渉”を体験
  • おつかいや買い物で“予算内に収める”ミッションを設定
  • 子どもと一緒に“ふるさと納税”やポイント活用を考える

▶ ポイント
👉 お金の「稼ぐ」「使う」「選ぶ」を“遊び感覚”で身につけよう!


5. 「大人も一緒に学ぶ」姿勢を見せる

「教える」よりも、
「一緒に考えよう」「一緒に学ぼう」というスタンスが、子どもの関心を引き出します。

【実践例】

  • 積立NISAやiDeCoを始めた話をオープンにする
  • 「今月の支出を見直してみよう」と親が口にする
  • 一緒に「夢貯金表」をつくる(旅行・ゲーム・自転車など)

▶ ポイント
👉 親も「完璧じゃないけど学んでいる姿」を見せることが一番の教材!


6. 「使い方」と同じくらい「稼ぎ方」を教える

“お金の教育”=“節約や貯金”だと思われがちですが、
「稼ぐ視点」も同じくらい重要です。

【教えたい視点】

  • お金は「もらうもの」ではなく「つくるもの」
  • 労働だけでなく「知恵」「工夫」「価値」もお金になる
  • 副業・フリマ・ポイント活用など「複数の稼ぎ方」を知る

▶ ポイント
👉 早くから「収入を作る発想」を育てることで、将来の“稼ぐ力”が育ちます!


7. 「楽しさ」と「目的」をセットにする

お金教育は、“楽しい+意味がある”から続くのです。

【実践アイデア】

  • 使い道にワクワクできる「夢リスト」を作る
  • 目標達成でポイントが貯まる「マネーカードゲーム」
  • 家族で「○円チャレンジ」(○円以内で楽しむ企画)

▶ ポイント
👉 お金を「我慢の象徴」ではなく、「夢を叶えるツール」として見せよう!


■まとめ:「お金の勉強=生きる力」 家庭が最初の“金融教室”に

お金は、生きていくうえで切り離せない道具です。
でも、学校では教えてくれません。

だからこそ、
家庭が「お金との最初の出会いの場」になるべきです。

今日のポイント👇

  1. お金の話はオープンに
  2. お小遣いは「練習用の教材」
  3. 家族会議でお金を話題に
  4. 遊び感覚の“体験型教育”を入れる
  5. 親も一緒に学ぶ姿勢を見せる
  6. 稼ぐ力も育てる
  7. 楽しさと目的をセットにする

難しく考えなくても大丈夫。
できることから1つずつ始めていけば、
家族みんなが“お金に強くなる暮らし”が少しずつ育っていきます。


🎯今すぐできる!お金教育スタートのアクションリスト

✔ 今日のお買い物で「子どもと予算」を話してみる
✔ お小遣いルールを“お金日記つき”で試してみる
✔ 家族会議で「今月の使いたいこと」を話題にする
✔ 自分の積立状況を子どもに見せながら話してみる

\お金に強い子どもは、家庭から育つ!/
今日から、家族で楽しく「お金教育」始めましょう!

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